
断熱工事とは、住宅などの室内温熱環境が外部の影響を受けにくくするための工事です。建物の外部に面する部分に断熱材を入れたり、複層ガラスや二重サッシなどの断熱建材を使います。

- 断熱材は壁のように家の内と外を分けるところに施工。
- 小屋裏や床下に換気口がある場合は、天井や床を断熱施工。
- 断熱材の性能を知る。
- 使用する部材によって品質を検討する。
- すき間が多くては、せっかくの断熱施工も効果なし。
- 断熱材もすき間なく、連続して施工することが大切。
- 家全体をすき間なく仕上ます。
窓やドアのような開口部のすき間にも注目。
- 窓は壁などと比べて断熱性を高めにくいところです。
- ガラスは熱伝導と光輻射を断熱、遮熱の両方で数値化しています。
近年、特殊金属膜(LOW-E)をコーティングしたガラスで、断熱・遮熱の両タイプがあります。 - 特に、夏の暑さを考えますと、遮熱LOW-Eの遮熱性能、日射熱取得率(η値)は数値確認が必要です。
この値は、小さいほど遮熱性能が良いのです。
ちなみに、一般のペアーガラスが0.79前後、高性能遮熱ペアーガラスで0.4です。(メーカーにより若干の差異あり) - サッシフレームは、現在「樹脂枠サッシ」が有効です。

屋根断熱は天井裏の空間を、夏も冬も快適に過ごすことが出来るようになります。
通常、室内と温度差のある天井裏も屋根に断熱材を入れることにより、天井裏を快適に過ごしやすい空間に変え、スペースが有効活用できるようになります。


